只今、「第2回所蔵展」「北海道・原生花園Ⓐの鳥と動物写真展」の2つの展示会が同時開催されています。
第2回所蔵展 -作家そして作品との出会い-
弥生の候となり、桜もほころび始めました。
平成24年秋に当館がオープンして以来、はやくも3年半になろうとしております。
この間、10数回の様々な企画展を開催できました事は多くの皆様のご協力の賜であり心より感謝申し上げます。
この度、第二回所蔵品展を開催することとなりました。
国立は、くにたち郷土文化館、たましん歴史・美術館の他、多くのギャラリーがあり、様々な美術作品を日常的に、身近に楽しむ事の出来る街です。また、いろいろな分野の作家も住んでおられます。今回の展覧会の作品はこのような街中で日頃出会ったり、思いがけないご縁で私共の収蔵となったものです。御一人一人の作者の世界をご高覧いただければ幸いです。
平成28年3月 明窓浄机館館長 佐藤収一
開催概要
祝・霧多布湿原トラスト30周年
「北海道・原生花園Ⓐの鳥と動物写真展」
写真家・西田洋一氏ご紹介
桐朋学園高校卆 青山学院大学卆 ニコン入社
ニコンヨーロッパ機器製品全般責任者 NIKON PRECISION INC・社長兼CEO 取締役眼鏡事業部長他歴任。 この数年東北海道の原風景に注力し自然環境の美しさと希少種の野鳥たちを撮影して来ました。
道東は自然の宝庫
霧多布湿原ファンクラブの仲間に誘われて、数年前初夏の霧多布湿原をくまなく案内してもらい、今が盛りと咲き誇る花々や希少野鳥類が飛び交う環境が昔のままに保護されている事に驚く。
私は戦後の混沌とした時代に九州の山奥で過ごした幼少時代からの習性で、アウトドア活動を好み、南米やヨーロッパアルプスの山裾を歩き回ったり、ネパールやチベットの山岳地帯を徘徊している。現役時代は仕事で世界六十数カ国を訪れているが、私の知る限り霧多布の自然環境は世界のどこに比べても環境保全が徹底されているように思われる。
初回訪問以来当地の春夏秋冬を足しげく訪れて楽しんでいるが、この広大な自然環境を今後とも維持発展させる為にはさらに多くの人達の理解と協力が必要であろう。
霧多布湿原ナショナルトラストの活躍を祈って止まない。
開催概要